ガラスがスポーツビジネスやマーケティングを盛り上げる未来とは

先日、とても気になるニュースが目に留まりました。

参考 AGCの「ガラスサイネージ」何がスゴい?newswitch.jp

前々から他の分野で話題にはなっていたものの、そこまで詳しく見ていなかったのですが、AGCのガラスサイネージが埼玉高速鉄道に採用されたというものです。

参考 デジタルサイネージの進化によって、すぐ目の前に情報がある日常が訪れるagc.com

詳しい性能などについては、上記にて知ることができるので、見て頂ければと思いますが、簡単に言えば

「窓ガラスに透明ディスプレイを埋め込む技術」が開発されたということです。

既に商業施設への導入などは進んでいるようで、主な使われ方としては

・商業施設利用者/歩行者への案内
・鉄道の乗客に対しての案内
・エンターテイメントへの活用

といったものが挙げられます。エンターテイメントへの活用については、モーションセンサーなどと組み合わせた形でパフォーマンスショーとして利用されています。

この活用方法を見て、これは非常にスポーツ業界にとって追い風なのでは?と思いました。

なぜなら、スポーツビジネスに活用できる技術、いや、より未来を楽しくするものじゃないですか!と思ったからです。

その理由を現在のスポーツビジネスの状況を交えながら話していきます。

今、行われている施策と相性が良い

現在のスポーツビジネスでは「ファンの体験」「エンターテイメント性」や「観戦以外での楽しみ」など、従来求められていたものから変化が起きており、まさにビジネスモデルが変わりつつあります。

「観戦以外での楽しみ」という点ではボールパーク計画といったスタジアム構想を掲げ、いくつかのチームが取り組んでいる、もしくは既に実施しているといった状況です。

特に「ファンの体験」を重視する施策や考えは他の業界同様にとても多く、良例としてよく挙がるのは横浜DeNAベイスターズだと思います。

その中でも、横浜スタジアムの周辺駅の装飾を横浜DeNAベイスターズ一色に染め、ファンがスタジアムに行くまでの没入感を高めており、ファンの体験を考えた施策であると言えます(もはやサムネイルでお分かりいただけるかと思いますが…)

参考 東急×DeNAのコラボに見る、鉄道とプロ野球の新しい協業diamond.jp 参考 がんばれ!!ベイスターズスタジアム周辺駅構内、「番長」のポスター一色に 最終登板に向けエール /神奈川mainichi.jp

また、近しい例で言えば埼玉西武ライオンズでは球場が最寄り駅からかなり近いこともあり、降車してすぐに埼玉西武ライオンズカラーを目の当たりにできます。

参考 西武鉄道、西武球場前駅の駅名看板をライオンズ仕様に装飾。次の駅は「日本一」travel.watch.impress.co.jp

このような体験を重視した施策を踏まえると、

電車のある駅を超えたタイミングからサイネージに動画や画像が映り始め、駅に着く時間でちょうど終わり、扉が開けば駅はチーム一色の世界

といった今行われている施策と合わせることで、より効果をより高めることが可能です。

今後はチームと鉄道会社、またはチームとバス会社といった連携がより多く見られるかもしれません。

エンターテイメント性の高い訴求

選手という強力なコンテンツを持っているからこそ可能となる訴求ができる点もスポーツビジネスとの相性が良いと言える部分ではないでしょうか。

モーションセンサーと組み合わせる事例が既にパフォーマンスショーで活用されていた例もあるように、ファンのある動きに合わせて選手が動くような仕組みをサイネージの中に取り入れることで、

「選手から商品をおススメしてもらえる」「選手からおススメの球場グルメを教えてもらえる」など、ファンに楽しんでもらいながら情報を提供することが可能です。

コンテンツがない場合はこういった接点を持つことができませんが、それがあるからこそファンのエンゲージメントや行動の促進が可能になるのではないでしょうか。

まとめると

他の業界でも、広告塔であるタレントさんやマスコットなどを活かすで同様のが可能になると思いますが、ファンとの体験をより重視するスポーツ界だからこそ、こういった技術の活用は大きなプラス効果をもたらすと思います。

結果として、ファンの方々により多くの時間を割いてもらうことにもつながり、想いを深めてもらえる、まさにスポーツビジネスの未来を盛り上げる可能性を秘めていると感じます。