Nikeもサービス開始!サブスクリプションは消費者の意識を変える

ここ最近、何かと耳にするようになったサブスクリプション。今ではかなり一般的になってきたかもしれません。先日もアメリカのNikeは子ども用スニーカーのサブスクリプションサービス「Nike Adventure Club」を発表しました。

参考 米Nike、子供靴の定期サブスクリプションサービスを開始Engadget

Nikeのこのサービスは日本では行われておらず、日本での導入も期待されるサービスですが、国内では以下の記事にもあるように、様々な業種でサブスクリプションのサービスがあります。

参考 国内で使えるサブスクリプション39選 おすすめの定額制サービスまとめAppliv

この誰もが知る企業のサブスクリプションサービスの参入は、より「サブスクリプション」という考え方を広めるきっかけになることでしょう。サブスクリプションというサービスは簡単に言えば、月額の利用料を支払い、提供されたサービスを利用するといったものです。

このサブスクリプションの普及により、今の消費者の考えは大きく変化する事になると考えられます。今回はそんなサブスクリプションによる消費者の意識の変化に触れていきます。

サブスクリプションによって、消費者の意識はモノの”購買”から”利用”に変化

サブスクリプションの台頭により、消費者は必要に応じて必要な分だけを利用・享受するということが可能になりました。この影響により、消費者はモノを買うというよりは利用するといった意識の変化が加速したと考えられます。更に、今後もサブスクリプションサービスは年々増加する事が見込まれています。

参考 サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2018年)株式会社矢野経済研究所

また、2018年にはこの意識は頭打ちになっているという見解も見られますが、この意識の変化は今後の消費を支えるであろうミレニアム世代に広まっており、今後のスタンダードとなることでしょう。

参考 【特集】若者の消費「消費者理解に基づく<br /> 消費経済市場の活性化」研究会(消費イ<br /> ンテリジェンス研究会)報告書

なので、“モノを売る”という感覚のままでは、これからのマーケティングで顧客の動向を見ていくことは難しいでしょう。

これからのマーケティングですべきは体験を提供すること

では、モノを所有しなくなった消費者から自社を選んでもらうためには、企業やマーケターは何をしなければならないのでしょうか。

簡単に言えば、体験を提供、ユーザーエクスペリエンスを考えることです。

意識として、モノを所有しない傾向が強まっていますが、消費意欲があらゆる分野で低下しているわけではありません。スマホやパソコンで味わえない音楽ライブなどには高い関心が集まっています。

更に言えば、ディズニーランドは不況の中でも増収を続けていた実績を持っています。これはスマホやパソコンの中だけでは味わえない「ディズニーランドに行かなければ体験できない」という価値によって、ユーザーが何度も足を運びたくなる気持ち感じた結果でしょう。

これから見ても分かるように「そこでしかできない体験」があるからこそ、それを求めてお客さんがやってくるのです。例えば、

先ほどのディズニーランドであれば、スタッフを園内で「キャスト」と呼ぶなど、「体験」を演出するために細かい部分にこだわり、他のテーマパークにはない独自の「体験」を提供しています。

これはWebにも転用できます。何かのファングッズECサイトであれば、ユーザーの使いやすさを改善するだけではなく、ユーザーがサイトに来訪した際に演出をして盛り上げる。更に、特別にファンのためにタレントが購入までをアシストしてくれるような仕掛けを用意すれば、ファンは演出に好意を抱き、体験に価値を見出してくれるでしょう

こうした体験を提供していくことで、ユーザーに選んでもらえるサービスや企業となることでしょう。

まとめ

サブスクリプションの影響から加速した消費の変化。今後はモノを売るだけのマーケティングではいずれ限界が来ます。体験の提供を意識し、消費者から選ばれる企業になるために変化に対応をしていきましょう。