SNSでブランディングは出来る!分析のポイントやメリットをご紹介

最近はマーケティング界隈の流れから「ブランディング」「双方向コミュニケーション」「One to Oneマーケティング」「SNS」といったキーワードへの関心も非常に高まっています。特に「SNSでブランディングは出来るのか」といった質問をよく頂きますが、これには出来るとお答えしています。もちろん、100%確立された手法があるわけではなく、100%成功するという保証があるわけではありません。更に、息の長い取り組みにもなりますが、見るべきポイントなどを間違えなければ、成功の確率をグッと高める事は可能です。今回は「SNSによるブランディングを行う」とした場合のポイントをご紹介します。

ブランディングとは

まずは、「ブランディング」とはそもそも何を意味しているかというところから見ていきます。一言で言えば、「〇〇と言えば?」とユーザーに聞いた時に最初に自社のことが出てくる状態です。

もっと具体的に言うと「サービスやプロダクトの立ち位置」を市場(顧客)に浸透させ、類似商品や同カテゴリのものと接触した時などに想起させる事です。この際、想起の一番手に来ることが最も重要な意味を持ちます。

△△になることが大事!

上記の状態を言い換えれば、市場での認知が非常に強く、高まっている状態であるということです。※ちなみにブランドを定義するのであれば、「その商品を他の商品群と区別させるための全ての物事」です。

「SNSでブランディング」のよく聞く声

SNSでのブランディングを行う際に最も気にされる部分として、「どのSNSが一番いいのか」というのがあります。今、運用している、もしくは力を入れているSNSがそもそも合っているのかといった疑問が背景にあるため、こういった声が出てきているのだと思います。

しかし、基本的にどのSNSでもブランディングを行う事は可能です。その際、問題になるのは

それぞれのSNSに合った配信が出来ているか

これを最も気にする必要があります。それぞれのサービスやプロダクトの特性などで、難しかったり、より合っているSNSが存在しているということも確かにありますが、どれでも100%出来ないという事はありません。活用の方法次第でいくらでも対応が可能であると考えています。

SNSの特性や世界観を意識した配信が大事!

分析するときに見るポイント

さて、ここまででブランディングの意味やどのSNSがいいかなどをお話してきました。ここからは実際にSNSを活用してブランディングをしていく場合のポイントについて触れていきます。

どのビジネスに関しても、マーケティングに対する意識が強くなっており、何かしらの分析ツールを入れていることが多いかと思います。ですが、分析ツールは入れていても、何かの数値を出すために使っているだけであったり、一覧で出てくる数値を見るだけで留まっている…など、使いこなせていない状況もよくお聞きします。

SNSに関してはWEBと比べると歴史が浅く、確立された手法や観点なども未だ出てきていない状況ですが、分析ツールを用いて、以下を抑えれば自社がどの程度ブランディングが出来ているのかを明らかにすることが出来ると思います。

  • ブランディングの定義づけ
  • アカウント
  • 投稿

ブランディングの定義づけ

最初に注目すべきは「定義」についてです。これが無い場合、この後に続く分析なども無意味になってしまうこともあります。定義づけは非常に難しいイメージを持たれることも多いですが、

自分たちが市場やユーザーにどう思われていたいか

という観点を持てば、難しく悩ましいことでも無くなります。まず、自社の提供できるベネフィットや価値を考えて、提供すると仮定します。

価値やベネフィットを提供

ユーザー・市場に提供した後、そこから必ず反応があります。その反応がどうあって欲しいかを考えるのです。

この反応こそが、ブランディングにとってのゴールとなります。これをしっかり見据えておくことでブランディングの成否の判断が可能になります。ただ、上記の状態ですと、非常に抽象的ですので、より明確にしたい場合には、その反応を「数値化」する必要があります。

例えば、A社が市場・ユーザーから「親しみがある企業」というイメージを持たれたいのであれば、SNS上で「A社は親近感が湧く」「身近に感じるA社」といった声が何件まで発生したら「親しみがある企業」となるかを取り決めましょう。

アカウント

ブランディングの定義づけが終わったら、アカウントを見てみましょう。全体の状況からブランディングに大きな影響や変化を及ぼしているものが無いかを見てみます。それぞれの見られ方などに注目してみましょう。以下のような項目が概ねを把握するのに適していると言えます。

  • Twitterであれば、日別のインプレッション数
  • Facebookであれば、日別のリーチ数
  • Instagramであれば、最大リーチ数

投稿数によって、変化はしてきますが、自社のブランドと関わりの深い日(記念日や〇〇の日など)にどういった影響が出ているのかに注目します。アカウント独自のハッシュタグのつぶやかれている数なども合わせて見ておくようにしましょう。

投稿

最後は投稿についてです。ここでは、ブランディングに影響を与えた投稿が何だったかが最も大事になるでしょう。先の例で言えば、「親しみがある企業」というイメージを含んだ投稿がそもそもいくつあって、自社のアカウントが発している投稿で、どう変化をもたらしたのかということです。

赤吹き出しが増えたか?
他の声はどうなったか?

投稿ごとのブランディングへの影響がしっかりと把握できるようになるのであれば、影響度の高い投稿がなぜ高かったのか分析しつつ、その投稿の比重を増やしていく事で影響をより大きくしていくことも可能です。

重要なのはユーザーの声がどう変化しているかに注目して、その変化は何を意味しているのかを考える事です。

まとめ

集客とは違い、数値化することが難しい分野ですが、広告費用が掛からずに出来る手法であることがSNSでブランディング行うメリットの一つでもあります。投稿やアカウントを通して、ユーザーに思われる像を描き、追い求め続けていきましょう。長く愛されるブランドは定期的な分析を続け、ユーザーの声や市場の声に耳を傾けることで、自ら作ることが出来るのです。